WEshevaの日常のあれこれ

平凡な日常の中で気になったことを書いています

ワイドショーの見方について考えてみる② 横浜F・マリノス惜しかった!!

いやー、横浜F・マリノス惜しかったですねー!あのマンチェスター・シティ勝てるかもと思ったんですが。1-3負けちゃいました!!同点になったときはもしかしてと思いましたよ!でも、シティが一枚上手でしたね。



まあ、シティも100パーセントの状態ではないですから。横浜がそれなりにやれたのは、そのこともあるでしょうね。でも、あのシティが自陣でボールを回されて支配率でも負けてしまうなんてここ最近ではあんまりなかったんじゃないですかね?シティのグアルディオラ監督は試合には勝ったけど、勝負には負けたと思ってるかもしれないですね。


実はこの試合も別な事しながら見てたので、MVPが誰かは言えませんけど、横浜で良かった選手は、センターバックアゴ・マルチンスゴールキーパーパク・イルギュだと思います。アゴは、足が速いはずのシティの選手にたびたび追いついてクリアしたり、インターセプトの場面が多かったと思います。完全に守備の要でしたね。パク・イルギュは、ほぼノイアーでしたね。スイーパーキーパーとして、早めの飛び出しでの相手のルーパスのカットが非常に多かったです。それ以外の場面でも、ハイボールキャッチも含め、ほぼノーミスでしたよね。失点シーンは致し方ないかなとは思います。てか、なんで今まで控えだったのか不思議で仕方なかったです。正ゴールキーパー飯倉ヴィッセル神戸に行くので、これからはスタメンとして活躍するんでしょうか?


横浜は、この2人も含め、スタメン選手が下がってからは、ちょっとやられた感ありますね。変わって入った和田がシティの若手に抜かれてしまい、失点してしまったのは残念でした。


ただ、思うのは、前も言いましたが、日本のクラブチームホントに強くなったなっていうことです。もちろん、選手個々はビッグクラブの選手に負けてしまうところはありますが、チーム力で上回れることを証明したのが素晴らしいなと思います。川崎フロンターレもそうですが、アジアのチームを見渡しても、組織力でここまで完成されたチームってなかなかいないと思うんですよね。多分、そこらへんは日本が一番進んでいる気がします。アジアチャンピオンズリーグで日本勢が二連覇してることは、やっぱり偶然ではないんだと思いました。


あと、久保の話題にも触れておいたほうがいいですね。久保はアトレティコ・マドリーレアルでの2回目の出場を果たしたわけですが、ちょっと残念でしたね。ボールを失う場面が多かったと思います。得意のドリブルは奪われるし、パスもカットされ、失点につながっちゃいました。まあ、失点自体は、久保だけのせいにはできませんが。でも、最後のミドルシュートからの得点演出は唯一良かったシーンだと思います。こちらも、得点は久保だけの力ではないですが、シュートのこぼれ球を味方が拾ったことで、結果的にはペナルティエリアまでボールを運べたわけですから、プラス評価です。


久保と同い年で、バイエルン大活躍したロドリゴも出場しましたが、こちらはノーインパクでしたね。久保よりもひどかったかもしれないです。まあ、まだ若いし、調子の波もあるでしょうからね。それに、アトレティコの組織的な守備は素晴らしくて、ほぼ隙間がなかったので、久保もロドリゴもサポートがないまま、ボールを奪われてしまった気がします。


この試合に関して言えば、アトレティコが結構本気でしたよね。マドリー・ダービーで、選手の動きなんか見ていると、レアルに勝ちたいという気持ちが伝わってきましたから。だから、あの点差(3-7レアル敗戦)になっちゃったのかなと思います。レアルの守備陣はやる気がないのか、ほぼボーっとしてた感じでした。プレシーズンだからでしょうけど、シーズンが始まったら全く別の試合になることを願います。そういえば、アトレティコジョアン・フェリックスって良いプレーしてましたよね。グリエズマンの後釜にふさわしいプレーをスペインの地でも見せてくれたらうれしいですね。


次は、久保がアウディカップトッテナムに出るかどうかが注目でしょうかね。どこかで放送あるのかな?なくても楽しみにしましょう。


前と同じように、ここからは、サッカーとは別の話題にします。前回も触れましたが、吉本興業の問題はワイドショーを賑わせていますよね。なので、やっぱり気になったこととして触れておきたいと思います。


吉本の岡本社長の会見ノーカットで全部見ましたが(暇人ていうわけではありませんよ笑)、一つだけ言えるのは、社長が本当に準備不足だったっていうことですね。このことについては、何度もワイドショーで触れられていることだとは思いますが、記者の質問にストレートで答えていないシーンがとても多かったです。回りくどいんですよね。それに、やっと結論にたどり着くのかなと思ったら、いつのまにか終わってる、みたいな。結論も曖昧っていうね笑


そもそも、最初と最後の社長の挨拶自体も、すべてカンペ見ながら読んでることがバレバレなほどの棒読みっていうのは、誠意を伝えるには大失敗だったと思います。むしろ、社長以外の人のほうがちゃんと答えていたと思います。藤原副社長のフォローが入るシーンもありましたしね。


ただし、社長もすべての回答がグダグダでなかったことは言っておきます。主にグダグダだったのは、パワハラをしたかどうかに関する質問だったり、答えに窮する質問に対する答えのときだったと思います。まあ、パワハラしましたって、会社の立場から言えるわけないですからね。それに、記者の質問も結構意地悪なものも多かったと思います。岡本社長でないとできないことって何ですか?っていう主旨の質問がありましたけど、それは、社長が辞任して当然だっていう考えから出てきた質問ですよね?ちょっと、意味を込めすぎているかなって思います。


個人ではなく企業の社長なので、宮迫さんとか田村さんに対する質問よりも厳しくなるのは当然だとは思いますが、ちょっと質問がしつこかった気もします。同じような質問が2度も3度も飛んでいたと思います。記者達の理解力が足りないのか、それとも、あえて社長を追い込もうとしたのかはわかりませんが、回答していた小林弁護士とか司会の人もちょっと呆れて苦笑いをしてましたね。


結局、会見は稀にみるグダグダ感を伴っていて、ワイドショーでも結構叩かれたわけですが、このことによって、物事の本質を見失ってはいけないと思います。一応言っておきますが、そもそもの原因は、宮迫さんたちですよね(吉本がそもそも反社会的勢力との関わりがあったかどうかは置いといて)。彼らが、反社会的勢力からギャラを受け取り、確定申告をしていなかったことが事の発端だったわけです。


よく、宮迫さんたちが最初の段階で、吉本へギャラをもらっていない、っていう嘘をつかなければ良かった、っていう人がいますけど、ちょっと論点がずれている気がします。嘘をついていなければ、確かに吉本が守ってくれたかもしれませんが、確定申告をしていないという法律上の違反っていう事実は消えないわけですし、反社会的勢力との関わりを否定する要素にはならないです。嘘をつくつかないの問題ではないですよね?嘘をつかなければ何が良かったと言えるのかをちゃんと説明しないと、発言の意味がないわけです。むしろ、吉本が守っていたら、ギャラをもらっていたことを最後まで隠蔽した可能性もあったかもしれないですしね。確かに、事を大きくしたという点では、嘘をついたことが影響しているとは思いますが。


あと、吉本の会見を見て、宮迫さんたちは悪くない、とか、吉本の社長は辞めたほうが良い、とか街角インタビューで一般の方たちが答えてますが、あまり言わない方がいいのかもしれないですけど、的を射た意見って一つもないですよね笑
ほとんどの人が、会見を見たそのときの感想でしゃべっていて、自分の意見っていうほど考えを練ってから発言したものではない気がしますよね。あれが世間の意見だって思った人がいたとしたら、その人は番組制作スタッフに完全に騙されていると思います。


おそらくですが、番組スタッフは、ちゃんとインタビューに答えてくれそうな人を探したうえで、何人かに実際にインタビューしているはずです。ですが、番組で使われるのは、その人たちの中でも一部だけだと思いますし、さらに、その人の発言でさえもカットされて一部しか放送されていないと思います。そりゃ、番組で使えそうな発言でなかった場合、カットしなきゃいけないわけですから当然ですよね。だとしたら、それが世間の声でないことは明白だと思いませんか?だって、番組の製作スタッフが選んだ人の意見でしかないし、意図的に発言をカットしているものを放送しているわけですから。もしかしたら、まともな普通の意見は放送されていないかもしれないですよね。


それに、実際にインタビューに答えてくれる人って、相当暇か、ノリのいい人かどちらかだと思いません笑
これもあまり言わない方がいいのかもしれないですが、多分、皆が想像する普通の人は、インタビューには答えないと思います笑
俺もそうですが、恥ずかしくて断ると思うので。


だから、ちゃんとした普通の意見を持っている人が、必ずしも街角インタビューで答えているわけではないことを忘れないほうがいいと思います。あれが世間の声って思って、自分もその意見に流されてしまうと、結局、自分の考えが消えてしまいます。そう考えると、もしかしたら、世間の声って作られたものでしかない、とも言えますね。


結局、何が言いたいのかっていうと、論点を見失ってしまわないように気を付けないといけない、ってことです。岡本社長の歴史的なグダグダ会見で一番大事にすべき点を見過ごしてしまったら、意味がありません。岡本社長がグダグダだから、宮迫さんは悪くない、っていうことにはならないですよね。そして、パワハラがあったかどうかっていう問題も副次的なものです。確かにパワハラは良いとは言えませんが、宮迫さんの闇営業問題の件とは切り離して考えないといけないわけです。


俺的には、吉本の人たちがどうなってほしいとかっていうのはありませんし、宮迫さんが、結局、反社会的勢力と関わっていたのかどうかっていうこと自体に関心があるわけでもないです。どっちかっていうと、その事実関係を通した関係者たちの感情の揺れ動きだったり、行動だったりに興味があるんです。そこに、人の本質が隠れていると思っているので。


ただ、吉本の問題も含めて、何かについて自分の意見を言うのであれば、ちゃんと自分が大事にしなければならない一番の論点を見失ってはいけないということです。今回の問題で言えば、論点にすべきところは、闇営業問題だったり、パワハラ問題だったり、ギャラ問題だったりとたくさんあります。どの部分を論点にするかはその人の自由ですが、一つ一つは切り離して考えるべき問題です。それぞれが全く関連がないわけではないですが、会見から受ける印象とか、そのときの世間の声とかで、論点をごちゃまぜにしてしまうことだけは気を付ける必要があると思っています。


また長くなりましたが、書きたい話題が多いのも考え物ですね。前の記事で、ウイニングイレブンのマスターリーグについて書こうかなって言ってましたけど、次回へ持ち越します笑