WEshevaの日常のあれこれ

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サッカーの見方③ ただただ悔しい!

2日経って今更ですけど、日本対エクアドル観ましたか?惜しかったですよね!てか、悔しい!!なんていうか、もったいなかったですよね。だって、キーパーと1対1でシュートを外した場面、結構ありましたからね。



まあ、何回も言ってますが、日本のCチーム本気の南米によく引き分けたなっていうのがまずありますけどね。でも悔しい!


やっぱり最後の決定力は永遠の日本の課題ですよね。今回は、前田とか上田が、どフリーでボール受けてるのに、トラップミスしてタイミング逃すわ、あらぬ方向にシュート打つわで決定的チャンスを逃しました。ああいう場面になったら南米のフォワードは絶対決めてますよね。


後半ロスタイムは、あの中島でさえも1対1でシュート防がれてますもんね。エースたる選手があそこで決めきれないっていうのも、やっぱり日本の決定力不足を象徴してますよね。日本の1点目のときも、フリーでゴールがら空きでシュート打った割には、バーに当たってやっとこさゴールに入りましたし。


特に上田は、本当に自分のシュートミスを悔やんでるかもしれないですね。裏に抜け出す技術は世界でも通じるぐらいすごいんですけどね。プロになってからが勝負ですかね。


でも、そんな状況でもやっぱりすごかったのが、久保でしたね。ほとんどのチャンスは彼から生まれていたような気がします。この試合のMVPは彼で決まりですね。まだ18歳って本当なのかって感じです。ドリブルで相手を引き付けることができるし、パスのセンスはスーパーでした。上田に出したスルーパスなんか絶妙でしたよね。それに状況判断がすごく的確でした。


彼がボールを持った時って、ほとんど変なミスがないんですよね。なかなかボール奪われないですし。あとは、やはり決定力さえ身につけば、将来はメッシのような存在に近づけるかもしれないですね!最後のVAR判定を待ってた時の久保の祈る姿は印象的でしたね。


毎回発表してますが、相手チームのエクアドルMVPは誰だったでしょうかね?まあ、センターバックミナサイドバックベラスコ、ゴールを決めた10番のメナはよかったですよね。


強いてあげるなら、ベラスコですかね。杉岡は結構手を焼いてました。縦への推進力はとても迫力ありましたよね。ファイナルサードあたりまでドリブルで持っていってチャンスを作ってました。ミナについては、ヘディング勝負では圧倒的な強さがありましたから、結構印象に残ってる人も多いですかね。


こうしてみると、日本は頑張ったけど、悔しさだけが残りましたね。もし、ちゃんとしたAチームで臨んでいたら、結果は変わっていたかもしれないですし。多分グループリーグ突破していたでしょうね。Cチームでここまでやれたわけですから。植田のポジションに吉田、杉岡のポジションには長友、岩田のところに酒井(宏)、板倉のところに遠藤(航)もしくは守田とか小林とか山口etc、三好の位置に堂安、岡崎のところに大迫がいれば・・・。


ここで、本題に入りますが、公式が決めるMOM(マン・オブ・ザ・マッチ、その試合のMVPのこと)ってなんか不思議じゃないですか?俺のMVPの決め方となんか基準が違いすぎて・・・。


日本対エクアドル戦の公式MOMは、中島でした。まあ、いいんですけどね。中島もすごかったので。俺的には久保ですけど。


でも、今回のコパ・アメリカの中で一番驚いたのは、アルゼンチン対カタール公式MOMです。なんと、メッシだったんです!えっ、別にいいんじゃないのって思う人もいるとは思います。だって、あのメッシですし。でも、俺が見た限りは、その試合のメッシは何もしてません!笑


何もしてないっていうのは言い過ぎですけど、明らかにパスミスは多かったですし、ドリブルを奪われるシーンは数多かったです、決定的なパスを通した場面は・・・あったっけ?


公式MOMの選出基準はよくわかりませんが、ただの人気投票じゃないですよね?メッシよりもむしろ、センターバックオタメンディのほうが頑張ってたし、ゴールを決めたアグエロのほうがまだよかったと思います。じゃあ、なぜメッシだったのか?


その答えは、やはり、選手のプレーのどの部分を評価するのかの違いしか考えられません。確かに、その試合のメッシは、あまり決定的なチャンスは作ってませんでしたが、やはり、ドリブルやボールタッチの技術においては、天性のセンスを見せてくれました。ボールの勢いを止めるベルベットタッチは魔法みたいですよね。


でも、よく考えてください。サッカーってやっぱり結果のスポーツなんです。結果を残さなかったら、評価は下げざるを得ません。そして、おれの考える結果ってボールタッチの技術うんぬんではないんです。やはり、どれだけ、ファイナルサードペナルティエリアまでボールを持ち運べたか、そして、ゴールを決めることができたかが問われるんです。


俺の考えでは、ファイナルサードより手前までのボールのパス回しやドリブル突破っていうのは、ほとんど評価に値しないと思っています。だって、相手ゴール前までボールを運べなかったらチャンスを作ったとは言えませんよね。


相手だって、ファイナルサードより手前の位置では本気でプレスをかけてこない場合がほとんどです。だから、ハーフウェイライン付近でいくらパス回しが成功したとしても、そりゃ当然に成功しなきゃいけないエリアなんです。また、ハーフウェイライン付近で相手選手をドリブルでかわしたとしても、そのあと自陣までバックパスしちゃったり、ファイナルサードまで運べず相手にボールを奪われてしまったら、そこまでのプレーはすべて帳消しなわけです。まさにメッシはこのケースに該当してました。


確かにメッシは、ドリブルで相手をかわした場面はありました。ですが、そこはファイナルサードより手前がほとんど。そのあと、プレスを掛けられ、複数人でボールを奪われ、チャンスにはならなかった。そんな場面が結構ありました。


確かにドリブルでかわすのは、とてもすごいことなんですが、サッカーはフリースタイルフットボールとは違い、技術・芸術点で争っているわけではないんです。あくまでも、どれだけチームのチャンスを作ったか、もしくはゴールを決めたか、という結果なんです。だから、メッシをMVPに選ぶのはふさわしくないんですね。ファイナルサードペナルティエリアで相手選手をかわしていたのであれば、話は別でしたが・・・。


例えば、ひとつのゴールをとってみても、自陣の深い位置で相手をかわすことができたからその後のチャンスにつながったんだ、とか、すべてはあのパスから始まったんだ、とか言われることがたまにあります。場面によっては、その見方も正しいとは思いますが、それを言い出したら、すべてのプレーが何か次のプレーに影響を与えているわけですから、きりがないですよね。まさか、メッシのあのドリブルがあったから、アグエロのゴールが生まれたんだ、っていう話にはできないですよね?


だから、結局は、どこかで線引きをしないと、評価基準は出来上がらないわけです。勝ったチームの全員が良かったんだ、で終わったら、本当に良い選手っていうのを見つけるのは難しくなりますからね。最終的には、その線引きの部分で、人それぞれの考え方の違いが出るとは思いますが。


長々と書きましたが、結局言いたいのは、自分がどこで線引きをしているかを一回考えてみると面白いんじゃないかなってことです。公式MOMを鵜呑みにしていると、自分の評価基準っていうのを見つけるのが難しくなります。一旦は、疑ってかかったほうがいいんじゃないでしょうか?笑


女子日本も敗退してしまったんで、次に期待するのは、U-17ワールドカップですかね笑
では、また。