WEshevaの日常のあれこれ

平凡な日常の中で気になったことを書いています

サッカーの見方

突然ですけど、サッカー好きですか?俺は、サッカー好きです。


昨日、コパ・アメリカ日本対チリ戦ありましたよね!0-4で負けちゃいましたけど。


まあ、言っちゃえばボロ負けですよね。日本代表は、A代表とは言え、BチームどころかCチームメンバーで臨んだわけなので、仕方ないと思います。チリの気合は半端なかったです。


でも、何が悪かったんでしょうか。前半の失点するまでは、うまくいってるな~って思ってましたけどね。気合の入ったチリの選手相手に日本の若手が対等に戦ってました。チャンスもなくはなかったです。


でも、失点する直前にバタつきましたよね。それに、失点した後に迎えた大チャンスを逃してしまったことがすべてですかね。特に、上田は決めなければならない場面が少なくとも3つはあったかなと。上田はまだ大学生ですから、将来に期待です。ただ、プロでもない大学生コパ・アメリカに出てること自体が信じられないですけどね!歴史的快挙ですよね。

 

タイトルにサッカーの見方なんて偉そうに書きましたけど、どうなんですかね。サッカーの見方ってぶっちゃけ人それぞれですよね。誰が良かったとか悪かったとか。


才能ある選手だなあと感じても、試合終わってみたら、結局なんも結果を残していないことってよくありますけど、それに対する評価基準も人によって違います。


昨日の試合で才能ある選手だなあと思ったのは、やっぱり久保でした。18歳にして、屈強な男たちに負けないフィジカルや相手のチェックを華麗にかわすドリブルの才能は、やはりレアルに行くだけのことはあります。センスを感じさせるパスもありました。ただ、結果はどうでしたか?


これも人によって評価が分かれると思います。ほかにドリブルでかわせる選手が中島ぐらいしかいない中で、相手をかわすことができたこと自体を評価するのか。また、センスのあるプレーをしたことを評価するのか。


俺は、昨日の日本のMVP柴崎だと思ってます。ミスらしいミスはなかったし、試合を落ち着かせるボールさばきはやっぱり素晴らしいなと思いました。特に上田へのキラーパスは完璧でしたよね!久保より目立ってなかったけど、いぶし銀でした。


でも、才能を感じさせたのは、ダントツで久保です。そこだけは譲れない!(笑)ただし、結果はついてこなかったのかなと。ビダルメデルを鮮やかにかわし、ペナルティーエリアに侵入してキーパーと1対1になった場面。あそこは決めなければなりませんでした。あれを外したことで、それまでにかわした一連のプレーは帳消しです。


ついでに、チリのMVPはアランギスだったと思います。いろんなところでボールに絡み、ペナルティーエリアに侵入した場面が結構ありました。アシストもしてましたしね。


4点も決めたチリの選手の中で、なんで点を決めていない選手をMVPと思ったのか疑問を持つ人もいるでしょうか?でも、サッカーは点を決めることだけのスポーツではないです。そこまでの過程がとても大事なんです。


そんなの当り前だという人もいるけど、意外にわかっていない人が多いと思いません?ゴールを決めたら、その選手をMVPとしてしまう傾向は強い気がします。まあ、その考え方を否定するわけじゃないですけど、ゴールを決めた人を何でもMVPにしていたら、そこまでちゃんとボールをつないでひたすら頑張った選手が無駄に思えませんか?笑


最後のワンタッチだけでMVPはやっぱりおかしいですよね。サッカーには、その時々で最良と思われるプレーがあります。


例えば、センターサークルでボールを持っていたら、そのときに求められるプレーは、ゴール近く前(ファイナルサード)までフリーの選手へ一気に届けるロングパスやスルーパスです。サイドだったらペナルティエリア内の選手に届けるピンポイントクロスが求められます。ペナルティエリアまで侵入したら、あとはゴールを決めることが求められるわけです。


守備でも同じことが言えます。ファイナルサードでフリーにボールを持たせてはなりませんし、サイドからきれいなセンタリングを上げさせてはなりません。ペナルティエリア外からシュートを決められることはあってはならないんです。


つまり、何が言いたいかっていうと、ゴールを決めること自体は、最良と思われるプレーの内の一つでしかないってことです!

だから、ペナルティーエリア内でゴールを決めることは、フリーの選手に決定的なパスを通すことと同じでしかないし、逆に言うと、フリーの選手に決定的なパスを通すことは、ペナルティーエリア内でゴールすることと同じぐらい価値があるってことです。


それを踏まえると、昨日ゴールを決めたバルガスは、前半特にボールに絡んでなかったことがとてもマイナス材料です。少ないチャンスでもゴールを決める能力はなんだかんだすごいけど、MVPはほかにいるわけです。サンチェスも、前半は微妙でした。そういう意味では、コンスタントに活躍したボーセジュールフエンサリダアランギスの3人はすごかったなと思います。特にアシストもしたアランギスはさらに良かった。だからMVP!!

公式のMVPはサンチェスでしたけどね笑


まあ、人の感じ方はそれぞれなので、俺の考え方はあくまでも一つの考え方でしかないです。評価基準はいくらでもあっていいと思います。ほんとにぶっちゃけて言えば、勝ったチームの全員がMVPで、負けたチームの全員がワーストです。すべてのプレーひとつひとつが最後の結果につながってるわけですから。でも、それじゃあつまんないですよね笑


皆さんも自分の基準を一つ持ってサッカーを見たら、面白いと思います。周りがなんていうかはまったく関係ないです。自分の基準ですからね!


コパ・アメリカはまだ続くので、注目していきましょう!今後も、サッカーの見方についてはブログで書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。